リモートアクセスシステムの設置 | |||
設置例は近傍道路から徒歩で約40分山間部に分け入ったところ にあり、 なおかつ毎日のデータ回収を必要としました。 リモートアクセスを用いることにより事務所からデータ回収ができるので人件費を大幅に 抑えることが可能です。 また上段の構成では最大8chまでの地点に対応しています。 各種気象、水文観測装置に適用できます。 |
無線式リモートアクセスシステム | ||
リモートアクセス対応ロガ(8ch)と NTTドコモの800MHz帯携帯電話・バッテリー・ソーラー電池パネルから構成されています。 収納箱内のバッテリーに加え、ソーラー電池パネルを併設し無電源地帯での運用を可能にしました。 |
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有線式リモートアクセスシステム | ||
一般電話回線・モデム・商用 電源で構成されています。 |
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電話応答装置の設置 | |||
電話応答装置は観測所に電話をかけて測定値を音声で確認したり、設定値に達すると自動的に指定した電話番号に音声で通報します。 | |||
BCD信号のほか、シリアル信号、接点信号など各種の信号を入力し、多要素のデータをより複雑な警戒値設定によリ通報することができますので無人のダム管理所などに設置し、放流量やゲート開度など多くのデータを通報できます。 |
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既設の水位計、雨量計に 電話応答装置を増設した例 |
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電波流速計の設置 | |||
高水流量観測の自動化を目的として、マイクロ波のドップラ効果を応用した電波流速計の設置例です。 橋梁点検路に複数台の電波流速計を設置し各測線の表面流速を非接触で計測します。 代表箇所に設けた超音波式水位計により、非接触で水位を測定します。 双方のデータと校正式により流量を求めます。 風向風速を測定し、風の影響を補正します。 |
![]() 電波流速計変換器 超音波式水位計変換器 |
補正用気温計 超音波式水位計 |
電波流速計発信器 |
補正用風向風速計 |
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超音波(ドップラー)式水位流速計の設置 | |||
水位と流速の2要素を1台のロガーで記録しますので、小規模河川や都市河川、下水管渠、開水路の流量観測に適しています。 水路底面に設置した流速センサーから上流側斜め上方に向かって超音波を発信するとともに、反射波を受信してその周波数偏移量を測定して流速に換算します. 水位は流速センサーとは別に半導体圧力センサー式の水位センサーを設け測定します。 DC12Vで動作しロガー内のメモリカード内にデータを記録します。 |
水位流速ロガー の設置例 |
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![]() 左:量水標 中央:流速センサ 右:水位計 |
流速センサの設置例 | ![]() |
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超音波流量計の設置 | |||
配管の外側からトランスデューサを固定するだけで、管内の流速を非接触で測定しますので配管の工事が不要で稼働中の工場内でも設置が可能です。 コストを抑えることができ、容易に設置できます。 配管径50A〜5000Aまでの様々な材質の配管に対応可能です。 |
1測線用ロガーの設置例 | ![]() 超音波流量計(ロガー内蔵) |
![]() トランスデューサ |
中口径配管(直径約0.5m)への設置例 |
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大口径配管(直径約3.5m)への設置例 ※赤○部分にトランスデューサ を設置 |
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土壌水分計の設置 | |||
従来から用いられているテンシオメータに加え、水補給が不要で長期連続観測が可能なTDR・ADRの各方式の土壌水分計を取り扱っております。 Campbell社製のTDR土壌水分計は安価であるうえ、データロガーCR1000には各種のセンサーを容易に接続できます。また、誘電率法により鉛直プロファイルを1本のプローブで測定可能なSentek社のプロファイラーEasy-AGは多深度の測定時のコストパフォーマンスに優れます。テンシオメータも廉価なものは温度変化による誤差が問題になりますが、埋設型のUNSUCは温度影響が極めて小さいほか、正圧の測定も可能なので不飽和帯における一時的な地下水の発生・消滅を把握可能です。 |
テンシオメータ法 (水分ポテンシャル:pF) |
誘電率法 TDR (体積含水率:%) |
誘電率法 ADR (体積含水率:%) |
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![]() テンシオメータの設置例 |
![]() TDRの設置例 |
![]() ADRの設置例 |
誘電率法 Easy-AGの設置例 (体積含水率:%) |
テンシオメータ法 UNSUCの設置例 (水分ポテンシャル:pF) |
誘電率法 ハンディTDR測定器 (体積含水率:%) |
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1本のプローブで4深度の測定が可能です。 | 正圧の測定も可能です。 |
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測水関連用品 |
流速測定用浮子 | |
新素材を使用した環境にやさしい製品で、乾燥状態では安定していますが、湿った土中、水中で生分解し、最終的には炭酸ガスと水になる生分解性樹脂が使用されております。 改良されたソケット式継手が採用されており、敏速な接続作業が可能です。 |
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各種水位測定器 | |
水位計の保守や設置、観測にはかかせない手測りの水位測定器です。 コンパクトで軽く持ち運びに便利です。 測定範囲 30〜150m 検出部の大きさ φ10〜20mm の各種製品がございます。 |
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水文観測機器の保守点検、維持管理 | |||
技術の進歩により機器の取扱いは年々簡単になってきておりますが、正確な観測をおこなうため専門の技術員による保守点検がかかせません。 近年観測装置の電子化が進んでおり、単なる消耗品交換や分解清掃だけではなく精密点検をおこなうためには専用の器具や技術員のトレーニングを要します。 弊社ではメーカーの実施する技術研修を修了した技術員を擁し、保守点検作業をおこなっております。 点検を実施することにより観測精度の向上のほか、装置寿命の向上も期待できます。 |
精密点検業務 | ||
通常点検では行えない分解清掃、消耗品補給、疑似入力試験、総合動作試験を行います。 年に1〜2回程度行うことにより観測精度の向上が期待できます。 |
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観測、通常点検業務 | ||
月1回程度の頻度で保守点検・観測作業を実施し、データを回収します。 機器のトラブル発見や観測データの動向を確認するうえで重要な作業です。 |
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施設維持・修繕業務 | ||
作業例1 この例では旧観測施設(左)が老朽化し観測機器も自記紙タイプでデータ整理の際読み取り作業が必要でした。 また採水作業の際はスペースが狭く作業がしにくい状態でした。 新観測施設(右)ではデータロガーを用いデータ整理の利便性を高めなおかつ採水作業を考慮し管頭にボックスを設けました。 |
作業前 |
作業後 |
作業例2 フロート式水位計から水圧式水位計(データロガー)に入れ替えました。 観測データのデジタル化が行えるとともに、観測施設の省スペース化も同時に可能です。 |
![]() 作業前 |
![]() ![]() 作業後 |
作業例3 観測施設改良のため、既設の量水標 の交換をおこないました。 PM式量水標と下板を交換するとともH鋼のケレン・塗装を行った例です。 水位の確認が容易になるとともに、 美観上も好ましいものとなります。 |
![]() 作業前 |
![]() 作業後 |
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